注目の「読者モデル」とは?
ファッション雑誌などに登場しているモデルの中で、学校に通う女子高生や女子大生、また会社のOLといった、一般の読者として誌面に登場している方々がおりますが、「読者モデル」とはこういった誌面に登場する「一般モデル」のことを指し、その「読者モデル」という言葉を略して「読モ」とも呼ばれています。
この読者モデル、肩書き上はあくまでも「一般読者」や「素人」、「女子高生」や「女子大生」または「OL」などとなっておりますが、すでに一般の方ではなく、モデル事務所などに所属している人も沢山出ています。
ただこういった雑誌などの誌面では、読者という身近で現実的な立場から、今現在流行しているファッションやコスメやこれから流行しそうなものや注目のアイテム、また関心の高いダイエット方法などを読者目線で体験したり、紹介したりしています。
女性誌やファッション誌で、こういった読者モデルが多くの起用されるようになったのは1990年代以降のことのようですが、これにより女子高生や女子大生などからのリアルな流行を、読者モデルを起用することでいち早くつかむことができるようになり、またその情報を発信する事が可能になりました。
しかも「読者モデル」の起用によることで、出版社側でも制作コストを抑えることができるというメリットも出てきました。
そのため現在様々な女性雑誌媒体では、プロのモデルを使うのではなく、読者モデルをメインに起用する傾向にあるようです。
また、通常の「プロの専属モデル」よりも、より自由な芸能活動もできることもあり、「読者モデル」として活動する方々が急激に増え、色々な分野でその注目度も高まってきています。